大手バイク買取販売企業の研修をさせていただきました
4月7日、8日と大手バイク買取販売企業の研修をさせていただきました。
弊社が法人として立ち上げる前から対応させていただいていたので、4年目の研修となります。
研修は2日間に渡り、初日午前中にバイクの基本等の学科研修を行い、
午後は汎用2サイクルエンジンの分解組立を実施しました。
2日目は電子制御化が進む現代のバイクですが、未だに市場には多いキャブレタを採用した車両がある程度あるので、学科においてキャブレタの構造を学習してから、車体からの取外し、キャブレタの分解組立を実施しました。その後電子制御について学習し、最後に保安基準に適合しない車両とはどのような車両かという内容の研修を開催させていただきました。
研修を受講される方は、整備につく人たちではなく、買取販売をされる方ですが、皆さん非常に積極的に研修に参加されていたのが、印象的でした。
弊社では、自動車整備士の育成に関わる第1歩から資格取得、その後のサポートまでさせていただいております。

エンジン電子制御実習
東京工科自動車大学校世田谷校でガソリンエンジンの電子制御燃料噴射装置の整備について実習をお請けしております。

この授業では、なぜ以前の機械式による燃料供給から、電子制御による燃料噴射に変わったのか、そして、その制御はどの様に行われているのかを学習します。
この授業では、まず燃料噴射制御の目的は理論空燃比付近に混合気の空燃比を持ってくることにあることを理解します。では、なぜ理論空燃比にもってくる必要があるのか、それは、その状態で燃料を燃焼させることで、最も有害物質の排出を抑えることができるからです。
そのためにどのような方法で制御を行っているのかを理解していく必要があります。
誰しも一気にたくさんのことは覚えることができませんので、各授業について理解しなくてはいけないことのランクを付けて最も重要なこと、その内容を理解するためのステップ、更にその下のステップという形で掘り下げて理解していくのが良いと思います。
ホンダ系ディーラーで新人研修を対応させていただきました。
2日間に渡りホンダ系ディラーの新人メカニックに研修をさせていただきました。
通常の研修会場は、学校法人小山学園様の教場で実施することが多いのですが、
今回はディーラー店舗にお伺いしての研修となりました。
内容は基本的な測定器の使用方法から新車6か月点検の内容になります。
今回は整備士資格を取得していない方を対象に研修を行いました。
参加された方々がとても熱心に受講されている様子がとても印象的でした。
今回の研修が終わると、店舗に配属される様です。
今後の活躍を期待しております。
研修メニュー(抜粋)
・安全作業
・ノギスの使い方と実践
・ジャッキアップとタイヤローテーション
・エンジンルーム点検
・ブレーキ点検
・灯火類点検
新学期が始まりました
今年も各学校に新入生が入学する時期になりました。
当社でも早速、東京工科自動車大学校世田谷校、
自動車整備科夜間課程の授業をお手伝いさせていただきます。
今回の授業は「車両整備の安全作業」という科目です。
この科目は新入生にとって一番最初の実習であり、
この先の実習や就職後の整備全般に関わる重要な一歩となります。
内容の一つとして「5S」の学習があります。
5Sとは、整理、整頓、清掃、清潔、躾の単語5つの頭文字をとり5Sと呼ばれます。
現在では世界中のいろいろなビジネスで提唱されていますが、
この5Sとは日本が誇るトヨタ自動車が提唱したものです。
良い仕事は良い環境が作り出すものですので、
一番初めの実習でじっくり実践していただきます。

新人研修をさせていただきました
今週は大手バイク取扱いB社の営業職等の整備職外に向けた研修を対応させていただきました。
今月入社したばかりの新入社員に、今後ずっと付き合っていくバイクに興味を持って、バイクを好きになってもらえるように意識しつつ、バイクの構造から整備の基本を学習していただきます。
初日にはこの研修の中でも一大イベントである、エンジンの分解組立があります。
午前中にバイクの基本構造を講義形式で説明した後、午後からは2人1組で汎用エンジンの分解を実施しました。講義で学習したエンジン内部の構造や、部品について確認しながら分解を行うことで、知識を経験につなげてから、組み立てをしていただきました。
初めてエンジンを分解し、そのエンジンを組立てる。そして、そのエンジンがかかる。この体験はなかなか味わえませんし、この
整備経験者、未経験者、バイクの免許保持者、未保持者とバイクに対して、さまざまな関わり方をしている新入社員が、お互いに助け合いながら、バイクへの知識を深めていく姿がとても眩しく感じました。
夜間課程でバイクの点検整備の授業を
今週は夜間課程での二輪授業を担当しています。
今回の授業では二輪車の多くの車両が搭載している「湿式多板クラッチ」のオーバーホールなどを実施します。
ガソリンや軽油などを機関内で燃焼させる内燃機関と呼ばれるエンジンは、とてもパワフルで現代社会では欠くことのできない存在です。
しかし、内燃機は回転がいくらか上がってから力が出るという特徴があります。
その為、停車から発進の際には力が弱く、いきなりエンジンから車輪に動力を伝えようとするとエンジンの力が負けてエンストして(エンジンがとまって)しまいます。
そこで内燃機関の多くは「クラッチ」という機構が必要になり、徐々に動力を伝えていくのです。
クラッチの授業の後には学生にとって興味のある馬力測定を行いました。
ヤマハのR6という600ccのバイクで馬力測定を行います。
学生たちは、普段乗らない大型のスーパースポーツバイクを目の前にして、とても積極的に授業に参加していました。
#ネクジェネの職業教育
#バイクの点検整備
#クラッチオーバーホール

自動車基礎研修を開催しました
8月18日に専門学校東京工科自動車大学校(https://car.ttc.ac.jp/)主催による、
自動車基礎研修を「総合商社A社」12名(男性7人、女性5人)に向けて実施いたしました。
研修は90分×4コマの内容で自動車の構成など基礎知識を学習します。
今回の受講者の勤務先である企業様では、自動車本体を含めた関連商品を取り扱われていますが、
担当されている皆さんは自動車の専門知識はほとんど無い状態でした。
よって、漠然と自動車全般の説明をするのではなく、身近な自転車と自動車とを関連付けて理解しやすく学んでいける内容とした研修を実施。
講義で概要を説明した後、ボンネットを実際に開けて一つひとつの部品を見ながら、それぞれの部品の説明をしていきます。
その後は車両をリフトアップし、車両の裏側からも各部品についてさらに細かい説明をしたことで、より理解を深めていただけたと思います。
午後は、受講生の皆さんそれぞれに、自動車のエンジンが生み出す動力をタイヤに伝達する大切な“ホイール”を取り外していただいた後、ブレーキ部品の説明をしました。
このように、自動車について体系的に理解しやすいような研修をすることで、受講者の理解度と満足度共に高かったのではないかと思います。
最後にメルセデス・ベンツ日本㈱と東京工科自動車大学校企業連携から誕生した、日本唯一、世田谷校しかない「メルセデス・ベンツコース」の教場にある、最先端技術搭載のメルセデスのEQB(電気自動車)に触れていただき研修が終了しました。
受講生の感想
Aさん
「免許を持っていないので自動車に対しての関心が正直あまりなかったのですが、実際に自動車に触れる良い機会となり、自動車を身近に感じることができたため。また、現場視点で見たEVに関しても伺うことができた。」
Bさん
「知識としてある自動車の部位、部品を実際に見て触れられることで、更なる定着を図ることができた。また、整備業界のみならず自動車業界全般の動向、今後の展望なども知ることができ、とても有意義だった。」
