小型船外機のメンテナンス
スズキ船外機の整備をしてきました。
船のエンジンと一言で言っても、小さい物から大きな物まで幅広くあります。
小さいものは60ccぐらいから、大きいものは2000万cc以上あります。
誤字ではなく2000万です。
更に船のエンジンはエンジンの船体内部にエンジンがあるものや。
船の外にあるものがあります。
弊社では船外機という船の外、後ろについているエンジンをメインに整備を承っております。
本日の整備はスズキの9.9馬力船外機のメンテナンスです。
船外機には検水という機能、機構があります。
エンジンはエンジンの内部で燃料と空気を燃焼させている(内燃機)ですので、とても熱を持ちます。
そこで、自動車では冷却水という水を循環させ、その冷却水が奪ってきたエンジンの熱をラジエターという部品で放熱、冷却します。
船の場合はその冷却水の代わりに周りにある水を吸い上げてエンジンを冷却しています。
そして、その水が正しく吸い上げられているか確認するために、わざと外側にぴゅーっと排水させています。
それが検水です。
今日のエンジンは検水が出ないとのことでした。
原因はインペラという水を吸い上げるポンプの羽の故障でした。
それ以外にも一通りメンテナンスを行って納品です。
これで安心して海で使用していただけますね。
#ネクジェネ
#船外機
#検水
